映画

ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2018

ショートショートフィルムフェスティバル2018

この記事を書いているタイミング(6月)ちょうど、ショートショートフィルムフェスティバルというイベントが東京で行われています。

 

http://www.shortshorts.org/2018/

 

予約が必要ですが、無料(一部有料のようです)で様々なショートフィルムをスクリーンで見ることができるイベントです。映画祭なので審査もあるようです。サイトを見てみたのですが、それにしても部門がたくさんあります。

文学の世界では「短編」というのは昔からありますね。コナン・ドイルのホームズものは、長編は人気が出ず、その後短編を発表し始めたことで人気が出たという話を聞いたことがあります。国語の教科書に載っているものも短編が多かったような気がします。短編は何事も凝縮する必要があり、いきなりクライマックスの場面から始まるなどの工夫がなされていますよね。ホームズものはきっと短編で短い時間で鮮やかに謎が解けるというようなところが魅力として映ったのかな、と想像します。ちなみに自分は最近は長いもののほうをよく読みますが、学生の頃は短編をよく読んでいました。なぜかはよく分かりませんが、昔は集中力が続かなかったんですかね笑。

映画の短編は実はあまり見たことがないのですが、小説と同じで、面白みが詰まっているのかなと。youtubeのような昨今はやっている動画配信サービスの動画の長さは短編映画とほぼおなじと考えられるので、ショートフィルムは現代に向いたフォーマットなのでは、と思います。

映画監督のどなたかと話す機会があれば、長編と短編は方法論が違うのか、聞いてみたいです。結局は小説でも映画でも、受け手である「生身の人間」の反応を想定・期待して作るものなので、人間の集中力とか飽きとか興味とかそういったものがどう持続したり時間で変化したりするかというところの原理原則にもとづいて設計されるので、それが方法論の立脚点かな、と想像はしますが。こんなことを言いつつ、具体的にどうするかは分かりませんので聞いてみたいものです。

このイベントは、ショートフィルムの上映会が日々いくつかの会場で行われているので、予約して行ってみようと思います。(でも平日夜はもう埋まっているかな。。)

 

ちなみに、昨年末に借地権の期限の関係で閉館したようですが、横浜にショートフィルム専門の映画館があって、興味はあったのだけど結局行かずじまいでした。

 

 

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